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相手が使う言葉をそのまま使うことで親密になれる
相手をコントロールすることは、自分をコントロールすることである

 

今回は、「メンタルハック大全」メンタリストDaiGo著の一部を抜粋して、相手を自分をコントロールする方法を勉強していきましょう。


 

目次

1つ目 相手のメンタルコントロール

1つ目の補足として、バックトラッキングについて

2つ目 自分のメンタルコントロール

この2部構成です。

 

それでは、

1つ目のポイント 相手のメンタルコントロール

相手のメンタルコントロールについての心理学となります。まず、噂話でも人を褒めましょう!というのが重要になります。その場にいない人の話をするときには、ネガティブな意見ではなく、常にポジティブな意見だけを意識して発言しましょう。第三者のことを積極的に褒める人ほど、他人から好感を持たれ、信頼される傾向にあると実験からわかっています。

 

つまり、「ポジティブな噂話」をした方が良いということになります。逆にネガティブな噂話をする人は、嫌われやすいという実験結果も出ていますので注意が必要になりますね。誰かの悪口を言っている人は、信用されなくなるのは皆さんご承知の通りです。その場にいない人のことを言う時には、ポジティブな発言だけにしましょう!

 

初対面の人から、短時間で好感を得る3つのルールがあります。 

ルール1 共通点をまず見つけることです。
まず始めに、相手との共通点を「3つ」は見つけましょう。そして共通点が見つかったら、とにかくその点を強調するのがコツです。共通点を3つ見つけ、その共通点が見つかったら、とにかくそれを強調するのです。「お肉が 好き」と相手が言ったら、「本当!?自分も好きだよ!嬉しいね~♪」大袈裟に喜びましょう。些細な共通点を見つけただけで、握手やハイタッチやハグするのも効果的です。人によっては、ちょっとウザがられるかもしれません。自分はうざいと思ってしまいます(笑) 

ルール2 スリーワードプロフィールが効果的です。
あなたを表すキャッチーな言葉を3つ決めておき、いつでも出せるように準備しましょう。 

ルール3 バックトラッキングをすることです。
相手の発言を繰り返すバックトラッキングを愚直にすることが効果的です。バックトラッキングは必ず使いましょう。

  

ここで、補足として、バックトラッキングを勉強しましょう。

バックトラッキングとは、相手に安心感や信頼感を与え、あなたの印象を高める言葉とは、ズバリ相手が使った言葉を使うことです。そのまま繰り返して、会話を進める手法なのです。そのままで良いので、繰り返しましょう。

 

例えば、あなたが上司の場合だと、部下が「〇〇社との間に契約が取れました!」と言ってきたら、あなたは「○○社と契約が取れたか!」と彼にそのまま返していきます。良かったな!と喜びを表現するのもアリですが、まずは相手が使った言葉で「契約が取れた」という言葉をそのまま繰り返して、会話を進めていくのかバックトラッキングです。

 

会話が相談事であるならば、相手が「〇〇で困ってるんだよね」と言ったら、まずは「そうか、〇〇で困ってるんだね」とそのまま返します。他には、プライベートの場合で「昔の友達に会ったんだよ」と言われたら、「どう?懐かしかった?」などとは聞かずに、まずは「そうか、昔の友達に会ったんだ」と相手の言葉を繰り返しましょう。このバックトラッキングを使う会話と使わない会話ではあなたが相手に与える印象は大きく違ってくるのです。あくまで会話でのコツです。LINEやメールでは効果はありません。うざいだけです。

 

相手の抵抗をなくし、心の距離を縮めていくには、否定的な感覚を生まないようにすることが必要で、バックトラッキングは相手の言葉を繰り返す会話ですので、否定はいっさいありませんので、相手にも否定されません。バックトラッキングは、初対面で大切なマイナスポイントを生まない会話が簡単にできるテクニックなのです。無難な会話ができるようになります。

 

特に女性との初デートでは、面白いことを言うよりも、ミス発言をしない方が重要ではないでしょうか。初デートでは、どんなにすばらしい斬新なな意見が浮かんでも、言いたい欲を抑えて、単純にバックトラッキングしつつ、共感だけをしていた方が、成功率が高まります。我が面白い、我が正しい、我の意見が面白いだろうと、強い意思表示は相手の意見を聞かず、自分勝手な印象になってしまい、失敗に繋がります。

 

安心感や信頼を得るためには、おもしろい話をする必要はありません。相手の言葉をそのまま活用することが。失敗しないコツなのです。バックトラッキングの大事なポイントは「あなたの単語ではなく、相手の単語を活用すること」です。

 

相手の言葉(単語)を変えてしまうと、違和感や抵抗感が生まれます。例えば、

友達を大事にしたいんです → 仲間を大事にしたいんだね と変えたり

家族の幸せをいつも願っているんです →家庭の幸せを願っているんだね と変えたり

仕事のことで悩んでいるんです → ビジネスのことで悩んでいるんだね と変えたり

と勝手に変えてしまうと、微妙に違和感や抵抗感を相手に与えてしまいます。

 

仕事という単語を聞いた時に生まれるイメージと、ビジネスという単語を聞いたときのイメージは微妙に異なります。本当に微妙ですが違うのです。この若干のニュアンスの違いが、「相手の理解されてる感」を減らしてしまうのです。さらに、相手からの安心感や信頼感を編入れるためにおススメなのは、非言語も合わせていくということです。非言語とは声の調子、表情、ボディーランゲージと言われるものですが、今回は声の調子について勉強しましょう。 

声の

トーンが、「高い」「低い」とか

テンポが、「早い」「遅い」とか

ボリュームが、「大きい」「小さい」とか

を相手に合わせるのです。声のトーン、テンポ、ボリュームも相手に合わせるのです。これらを合わせると、相手との距離は、ますます近くなります。「この人はわかってくれている」といった秘めた好感を持ちやすいのです。

 

バックトラッキングは、次のようなことを意識しましょう。

相手の話した「事実」を返す

相手の話した「感情」を返す

相手の話を「要約」して返す

この3つを意識することで、バックトラッキングが上手くいくはずです。相手への印象を良くしたければ、相手が使った言葉を使うことが重要となります。

 

さらに、一気に距離を縮める要素があります。意見が一致した場合に相手との距離をもっとも縮める要素が、次の2つです。 

①人生における態度や信念、思想に関すること。
これが一致することで親密度がアップします。

②コミュニケーションスタイルに関ということ。
コミュニケーションスタイルとは、論理的に話す人なのかどうか、それとも感情的に話すタイプなのかどうか、自分について話すことが多い人なのかどうか、それとも話よりも聞く方が多い人なのかどうか、これがコミュニケーションスタイルです。

 この2つの要素が一致することで、相手との親密度は一気にアップします。相手と親密になりたい場合は、「いかに生きているか」などの内容に踏み込んで話したほうが良いということになります。

 

そして、知的に見えるかどうかは、知識量ではなく、話し方で決まるということです。メンタリストDaigoさんの説明の仕方は決まっています。「まず、こういう理論があります。それは、こういうことです。具体的には、こういうとこです。」という、主張・理由・具体例のパターンで話します。さらに見慣れない専門用語を使うとインパクトがあり、それだけで興味を持ってもらえます。専門用語で注意を引いて、その後、分かりやすい言葉や具体例を使って言い換えるという流れを身につけたら、貴方も明日からメンタリストです。

 

そして、「相手の緊張度は、瞬きの回数でわかる」ということが知られています。人は、まばたきをコントロールできないのです。普通の人は、約3秒に1回瞬きをしています。しかし、不安や緊張の度合いが増すと、その回数が23倍にも増えるのです。アメリカの大統領選で、「ジョージ・ブッシュ」と「マイケル・デュカキス」がテレビ討論をしたときは、劣勢だったデュカキスは、1秒に1回もまばたきをしていたのです。相手が動揺しているかどうかは、瞬きの回数に表れるので、自分が冷静でいれたら良く見てみましょう。

 

 

つづいて、

2つ目のポイント 自分のメンタルコントロール

自分の心をコントロールする心理学です。挑戦するためのメンタルコントロールを勉強しましょう。新しいことを始めるのに最適な時間帯は朝!だということです。新しいことにチャレンジをするときは、朝の時間帯を選んで挑戦しましょう。新しいことを始める第一歩と言うのは、なかなか踏めないものです。その意志力を上げ、第一歩を踏み出せる確率が高いのが、朝一番なのです。重要な決断も朝一番にするべきであって、午前中には重要な仕事や作業をすべきです。単純作業などは夜にするのが一番いいので、1日をそのような流れで進めることが良いとされています。どうしても朝の時間が取れない人は、日中15分ほど昼寝をして、それから重要な決断や判断が必要な仕事をしましょう。一度睡眠をとることで、脳をリフレッシュすることが大切なのです。

 

呼吸でメンタルコントロールをするというものがあります。人間の呼吸と心理は密接に結びついているものです。呼吸をゆっくりすることで落ち着きを取り戻し、緊張感が和らぎます。心をコントロールしたいなら、呼吸をコントロールすることです。呼吸をコントロールすることで心をコントロールできるようになるのです。人間は、ゆっくりとした呼吸をしていると緊張することがなくなり、緊張している時は、誰でも無意識に呼吸が短く、浅くなるものですが、呼吸をゆっくりさせていくことで緊張が雪解けのように溶けていくのです。

 

ここで呼吸法を2つ勉強しましょう。

①等間隔呼吸法

4秒吸って4秒吐く呼吸法です。慣れてきたら8秒吸って、8秒吐きましょう。息を吸いながら全身に思い切り力を入れて、息を吐きながら抜いていくとリラックスできます。

 ②478呼吸法

4秒鼻から吸い、7秒呼吸を止め、8秒口から吐く呼吸法です。これを3セットするだけですぐに眠れるようになります。

 

そして、音楽には感情を操る効果があるというのがわかっています。音楽で感情を操作できる方法もあります。アスリートのドキュメンタリー映像のBGMをアップテンポな明るい曲にするとそのアスリートは、明るく活動的な人生を歩んでいるという印象与えていました。逆にテンションの低い静かな曲をBGMにすると、そのアスリートは苦しい下積み時代があったとか、性格は決して明るくないという印象を視聴者に与えていたのです。

 

同じ映像などに音楽が違うだけで映像の印象が変わってしまうのは、なんとなくお分かりだと思います。映像の内容も重要ですが、さらにBGMによって、感情は左右されているということになります。明るい活動的な自分を引き出したい時には、明るくアップテンポな曲を聴き、逆にリラックスしたいときには、ほのぼのするような曲を聴きましょう。

 

そして、衝動には、3分だけ我慢することが大切です。例えば、ダイエット中にどうしても食べたいと思ってしまった時には、23分だけその場で動かずに我慢しましょう。人間の衝動は、23分我慢できれば抑えられる!と言われているのです。すそれを乗り越えると、衝動意欲は、急激に低下していくはずです。ほんの23分間意識を他のことに集中することで衝動欲が抑えられます。23分間だけ他のことに集中しましょう!

 

 

それでは最後にまとめます

噂話でも人を褒めよう

相手との共通点を3つ見つける

共通点をみつけたら、その点を強調する

自分を表すキャッチーな言葉を3つ決めておく

愚直にバックトラッキングをする

相手が使った言葉をそのまま使うことで、信頼を得られる

バックトラッキングは、マイナスポイントを生まない会話術

あなたの単語ではなく、相手の単語を活用すること

声のトーン、テンポ、ボリュームを相手に合わせる

バックトラッキングは、相手の話の事実と感情を言葉にして返す

バックトラッキングは、相手の話を要約して返す

「いかに生きるか」が一致すると親密になる

コミュニケーションスタイルが一致すると、親密になる

専門用語で注意を引いてから、わかりやすく言い換える

相手の緊張度は、瞬きの回数でわかる

新しいことを始めるのには、最適な時間帯は朝

呼吸をコントロールすることで、感情をコントロールできる

音楽には、感情を操る効果がある

衝動かられたときは、23分他のことに集中すること衝動がなくなる

 

 最後に…

社会は人間が作っているものですよね。人間心理を理解すると、社会で成功しやすくなります。
この本には、その他、たくさんのテクニックが紹介されています。

1章ビジネス
名刺交換で相手の心理状態を探るテクニック
成功したいなら今すぐToDoリストを捨てろ
心理学的に正しい手帳の使い方
能力を高める服選び
上司の「率直な意見が欲しい」は信じるな

2章 コミュニケーション
好かれる話し方
嫌われる話し方
成功する人の手土産テクニック
叱る、褒めるの3分ルール
本音を暴く会話術

3章 プライベート
本当に必要なものがわかる「買い直し思考」
本を5分で読む方法
94の研究によって証明された最強の習慣づくり
3分の会話で破局予言
貯金を65%増やす方法


目指せ!メンタリスト人生ですね♪

今回は以上です。ありがとうございました。

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