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どうすれば一瞬でマイナス感情を消せるのか

今回は、「人生を変える一番シンプルな方法」セドナメソッド、ヘイルドゥオスキン著を勉強しましょう。


 

驚くほどシンプルに人生を変えることができるセドナメソッドについて、アリゾナ州のセドナでしか受けることもできなかったセミナーを1冊の本にまとめたものです。用意された質問に答えていくだけで、気持ちの切り替えをいつでも自分で行うことができ、マイナス感情を簡単に手放すことができるのです。ちなみにザ・シークレットに登場する教師24名のうち3分の1以上がどんなメソッドの体験者です。

 

今回の勉強で得るものは3つあります。

マイナス感情からの復帰が早くなる

いい気分がもっと良い気分になる

先延ばしがなくなる

この3つです。

 

目次として 4つのポイント

1つ目 セドナメソッドとは感情を手放すこと

2つ目 セドナメソッドの解法の手順

3つ目 解放のコツ

4つ目 セドナメソッドの具体的な応用例

 

では、

一つ目のポイント セドナメソッドは感情を手放すこと

 

感情を手放す。セドナメソッドはこれからの人生で毎日使えるテクニックです。しなければならない、あるいはやりたいと思っていることを実行するときに、邪魔をしていた感情の重荷を全て手放すようになると、何をやってもうまくいくようになるのです。

 

今回は自己啓発本のように、しなければならないこと、してはならないこと、などのリストはありません。あなたはもう、十分に「ねばならない」をやっているので、その代わりに内側から自分を変えていく方法が必要です。内側から自分を変えることができたら、その変化は、永久に続くことでしょう。

 

では、手放すとは何か!苦しみや不幸を生み出す主な原因は、制限された考えや感情を持ち続けることにあるのです。「ためにならない」のにも関わらず、一つの考えや感情を持ち続けると不幸になります。だから、そのような考えや感情を手放す必要があるのです。手放すことは、誰にでも自由に自然にできることです。

 

幼少期は、簡単に自分の感情を解放していたのです。子どもは、親と喧嘩した時に親に向かって「嫌いだ!」「二度と口をきかない!」と言ったのに、数分後には何もなかったかのように笑顔で遊びだします。つまり、本当は感情を手放すことは持って生まれた自然な能力なのです。

 

感情を抑圧したり、表現するだけではダメです。ある感情が湧き起ったときに、それを十分に感じ取り、手放す変わり、ただ抑圧すると感情は消えないまま心に止まります。感情と向き合うことを下げてはいけません。本当に感じていることを否定し抑え込み、ないふりをしてはいけないのです。一度、丸ごと感情を味わい処理をしないと無意識にずっと悪影響を及ぼすのです。また反対に感情思い切り表現する事もよくありません。単純に常に周りに迷惑をかけるからです。

 

そうではなく感情は、「開放」をするのが正解なのです。抑圧せず、表現もせず「開放する」つまり、手放すのが正解なのです。そして、これがセドナメソッドになります。例えば、心からの笑いは、解放する方法の一つです。笑った時、心の中がどんどん軽くなっていいき、より幸せでリラックスした気分になります。これはセドナメソッドを使ったときに経験する内容と同じです。嫌な気分になってもセドナメソッドを行えば、笑ったときのような爽快な気分になるのです。

 

別の例です。財布を落としたかもしれない!と思った時は不安や絶望感を感じて、鼓動が速く、みぞおちあたりが苦しくなるのです。家中探し回ったあげくに玄関の隅っこに落ちているのを発見すると、一気に緊張と不安が消え去って、いい気分になります!この時の全身がスッキリする感覚もセドナメソッドを使った後に経験する内容と同じです。

 

実は、感情を解放するまでは、バックグラウンドで悪影響を及ぼし続けているのです。私たちの心はコンピュータに似ています。感情的に負荷がかかり、未解決な経験は、開いた魔物プログラムやファイルに似て、私たちの無意識で動き続けているのです。それでは使えるメモリや処理能力を使いすぎてしまいます。つまり、感情を動かす出来事は、解放するまで脳のメモリを食い続けているということです。

 

感情は、きちんと開放ができるまで、脳のメモリを食い続けているのです。そこでセドナメソッドを使って、バックグラウンドで動き続けている感情の負荷を解放すると、使えるメモリーが増え、処理能力が加速するのです。セドナメソッドを使うことで、脳の処理能力がアップします。よって、セドナメソッドを使えば使うほど人間ととして。よりよく機能するようになるのです。

 

このように感情を自分の意思で解放するには、「感情=自分」と考えてはダメです。私たちは感情を握りしめ、握りしめていうのが自分自身だということを忘れてしまうのです。言葉で言う時も「私は怒っている」「私は悲しい」と言います。「私=感情」と思い込んでしまっていることは、感情と自分が一体であると信じ込んでいるということです。

 

しかし、これは真実ではありません。主導権を握っているのは、いつでも感情ではなく私たち自身になるのです。本当は、感情を握りしめることも、手放すことも自由にできるのです。

 

では、次に

2つ目のポイント セドナメソッド解放の手順

 

まず、ステップ1です。

くつろいで、心の内面に焦点を当てます。目は閉じてても開いてでもOKです。感じ方をより良く変えたいと思っている事柄に焦点を当てて、今この瞬間に感じている感情すべてを感じます。今、感じている感情丸ごと感じてみるのです。例えば、今ならこのブログから何を得たいか!という感情を確認してみるのもいいでしょう。ただ、その感情を迎え入れできる限り、十分にその存在を認めることです。このステップが一番重要です。ほとんどの人は、今この瞬間に実際にどう感じているかに気付いていません。

 

過去と未来についての思考やイメージにとらわれ、今この瞬間の現実に生きていないのです。このステップをやればやるほど、何を感じているかをハッキリと識別ができるようになります。そのうち、ほんのわずかな感情の動きも察知ができるようになります。みぞおち辺りに最も感覚が現れやすいはずです。

 

続いて、ステップ2です。

次のどれかの質問を自分に問いかけます。

・この感情、手放せますか?

・この感情、しばらくそのままにできますか?

・この感情、認めることはできますか?

答えは、「はい」「いいえ」どちらでもOKです。「いいえ」と答えても、解放ができます。質問そのものが重要なのではなく、感情に意識を向けさせ、感情を自分以外の物体だと認識することが目的です。みぞおちの辺りに、感情ちゃんがいるな~どのくらいの間このみぞおち辺りに居座ることができるかな?のように考えて、感覚に焦点を合わせるイメージです。

 

続いて、ステップ3

この感情を手放しますか?と自分の心に問いかけ、「はい」「いいえ」で答えます。

 

続いて、ステップ4

「いつ?」と自分に問いかけ「はい」「いいえ」で答えます。

 

続いて、ステップ5

この4つのステップまで、「感情から自由になった!」と感じるまで、何回でも繰り返します。

これら5つのステップがセドナメソッドの手順です。

 

まず最初に、感情を認め、感情を迎え入れ、その存在をそのまま認めます。続いて、自分自身に質問をぶつけてきます。最初のうちはなかなか結果が出ないかもしれません。何でも根気よく続ければ、結果がはっきりと見えてくるものです。セドナメソッドのすごいところは一度手放したものは、永久に去って行くところです。

 

続きまして、

ポイント3 解放のコツ

感情を認める最初のステップが一番重要です。最初の感情を認めるステップだけで、感情を手放せることもよくあるのです。コツは感情が現れた瞬間、認めることです。感情によって生まれた身体の感覚をすべて感じ取るのです。感情が動くと、何かしら体に異変が生まれます。それを脱がさずにキャッチをするのが重要です。感情をもたらしている問題自体を考えたり、分析をせずに感情だけに、集中をします。

 

例えば、未来に対する不安がよぎった時です。多くの人はみぞおち辺りに大きな感覚が現れるはずです。では、そのみぞおちから右に5センチの部分はどうか、さ何上に5センチの部分ならどうか、胸は喉に普段と違う感覚は出ているか、このように全身で感覚を細く感じるのがコツです。そして、毎日何回も解放するのが大切です。日々の生活を送る中でどんな小さなことも解放することを習慣づければ、次第にすべてが小さなことに思えてくるのです。また解放を日常生活に取り入れると、すぐに自分の感情に敏感になっていることに気づきます。

 

よって、最初はネガティブ感情に、より敏感になって苦しむことがありますが、実はこれは進歩の兆候なのです。最初はネガティブ感情により敏感になって苦しい思いを生じます。以前なら抑圧するか避けるかしていた多くの感情に気づくことができ、開放する準備ができてきたという事です。

 

解法の手順を使えば使うほど、解放はより簡単になっていくのです。セドナメソッドは練習あるのみです。そして、解放すればするほど、あなたはあらゆる感情をより深く経験することができるようになります。あらゆる感情を十分に感じることによって、さらなる喜びと、イキイキした感情を得ることができるようになるのです。

 

解放にやりすぎるということはありません。1日のうちで、何度も使うことに得られる収穫も増えます。どこでもいつでも解放ができるようになり、即座に気分が改善され、明るくなって自信やイキイキとした感覚が増えます。腹が立ったときは、いつでもさらなる自由のためのチャンスだと考えましょう!嫌なことがあっても、解放を練習するチャンスだと思えば、嫌なことも楽しくなってくるのです。

 

毎日、何回も開放していると、呼吸をするのと同じぐらい自然に解放ができるようになります。また良い感情も解放することが大切です。良い感情もどんどん解放することでさらに良い感情を味わうことができるようになるのです。ネガティブ感情は、解放すると弱くなるのに対して、ポジティブ感情は強くなるのです。良い感情も積極的に解放していると、そのうちネガティブ感情の発生自体がなくなっていきます。今、感じでいるいい感情も、悪い感情もすべて解放していきましょう!

 

解放するときは、動作も取り入れると効果的です。解放する際に体の動きもプラスして行うと効果が倍増するのです。体でできるだけ感情を感じて、次にリラックスをして、感情が解放とともに消えていくのを感じるのがコツです。

 

開放をするときに一緒に行う動作を4つの方法です

1、 手のひらを重ねてみぞおちに置き、みぞおちを温めます。感情の解放とともに、両手を上げて、バンザイをするように\(^o^)/手を広げ、感情がそこから登って、でていけるようにイメージをするのです。背伸びしても、ジャンプしてもOKです。感情が登って、解放するようにイメージしましょう。

 

2、 片手で拳をつくってみぞおちのところに置き、感情の解放とともに手を開きます。

3、 祈りのポーズのように体の前で手を合わせて、この瞬間に感じている感情に気付きます。次にゆっくりと腕を大きく開き、愛する人を抱擁するときのような感覚を感じます。

 

4、 ただ手を感情を感じる体の部分に置くだけです。ミゾオチであることが多いようです。感情に対する思考よりも、感情そのものに焦点を当てるためにこの動きを使うのです。

 

この4つの動作を一緒に行うと、とても効果的です。

 

 

続いて

4つ目のポイント 具体的にセドナメソッドを使うシーン

 

具体的な応用例です。

掃除をしたいけどなかなか行動に移せない時や、チャレンジしたいことがあるけどなかなか行動に移せない時、このようなときは一種の無気力状態になります。退屈した状態や、やる気を失った状態、先延ばしにするときなども無気力状態になります。このような時も解放の手順を行うことで、行動に移せるようになっていくのです。

 

例えば、部屋の片付けをやらなきゃと思っても、ずっと行動に移せない時です。少し時間をとって、その時の感情を丸ごとを感じます。その感情とただ一緒にいる時間をしばらくとってみるのです。その感情をもたらしている出来事について、考えるのではなくただ感情だけに焦点を当てます。その感情によって、身体上に出ている感覚を細かく味わってみるのです。それから、解法の手順である先ほどの質問を自分にしていきます。「この感情をできるだけ認めることはできますか?」「それを手放せますか?」「手放しますか?」「いつ?」

 

今、感じている感情をいくらか、あるいはすべて手放せると感じられるようになるまで解法の手順を何度か繰り返します。この解法の手順を何度もやることで何回やろうと決心してもできていなかった「面倒くさいこと」つまり部屋の片付けなどが急にできるようになったりするのです。

 

とにかく何らかの感情を感じていると思ったら、そのたびにセドナメソッドを使うことで物事が良い方向に進むようになるのです。

 

 

それではまとめます。

1つ目のポイント 感情を手放す

セドナメソッドで内側から自分を変えたら、その変化は永久に続く

感情を抑圧したり表現せずに、開放をする

まるごと感情を味わい処理をしないと、ずっと悪影響を及ぼす

感情は開放性まで、バックグラウンドで動き続ける

セドナメソッドで脳のメモリーが解放され、処理能力が上がる

「しなければならない」や「~したい」などの感情もすべて解放すると物事が全部うまくいく

一つの考えや感情を持ち続けると、不幸になる

ずっとある考えや感情を手放す必要がある

子どもは、感情を手放すのがうまい

笑は、解放する方法の一つ

感情=自分と考えてはダメ

感情を握りしめているのは、自分自身である

感情を握りしめることも、手放すことも、自由

 

2つ目のポイント 解法の手順

1つ目のステップ いまこの瞬間に感じている感情すべてを感じ取る

感情を迎え入れ、できる限りその存在を認める

ほとんどの人は、実際にどう感じているかに気づいてはいない

そのうち、わずかな感情の動きも察知ができるようになる

2つ目のステップ この感情そのままにできますか

質問そのものが重要なのではなく、感情に意識を向けさせ感情を自分以外の物体だと認識することが目的

どれくらい長く感情くんがミゾオチにいられるかを観察をする

3つ目のステップ この感情を手放しますか?と自分に問いかける

4つ目のステップ いつ?と問いかける

5つ目のステップ 感情から自由になったと感じるまでこの質問ステップを繰り返す

何度も根気よく続ければ、効果がはっきりと見えてくる

 

3つ目のポイント 解放のコツ

感情を認める最初のステップは、一番重要

コツは感情が現れた瞬間認めること

感情によって生まれた身体の感覚をすべて感じ取る

感情とただ一緒にいる時間をしばらくとってみる

出来事について考えのではなく、ただ感情だけに焦点を当てる

毎日何回も開放をする

どんな小さなことでも解放する

セドナメソッドは練習あるのみ

呼吸するのと同じくらい自然に解放できるようになろう

最初はネガティブ感情に、より敏感になって苦しむがこれは進歩の兆候

あらゆる感情を十分に感じると毎日がより生き生きする

嫌なことがあったら、解放を練習するチャンス

いい感情も開放をする

良い感情もどんどん解放することで、さらに良い感情を味わえる

ミゾオチのところに手を置き、感情の解放とともに手を大きく開く

 

4つ目のポイント セドナメソッドの具体的な応用例

やる気が出ないときもその時感じている感情を解放する

先延ばししていたことも開放すると即行動ができる

 

 

最後に

セドナメソッドとヴィパッサナー瞑想は、非常に相性が良いので一緒に学ぶことでより理解が深まると思います。ヴィパッサナーは体の感覚に気づくことですべての苦しみを取り去ろうとするものです。ヴィパッサナーを学ぶと、セドナメソッドで重要な感情が生じた瞬間に気付くという作業がもっと簡単になります。

 

どちらの方法も「感情=自分」とはせずに、感情や体の感覚を客観視するのが本質です。悪い感情は、あなた自身ではありません。だから悪い感情を持っても自分を否定するのはやめましょう。本当は悪い感情こそ自分自身の癒しにつなげて行くチャンスなのです。

 

今回は以上です。

ありがとうございました。

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